まずはここから!介護保険サービスの始め方

介護保険

介護保険の申請をしたら、認定調査には必ず家族が付き添うべし!

「自立した生活」がイメージできたなら、次は介護保険の申請です。(申請の仕方は皆さんがお住いの市役所のホームページなどを見てくださいね。)
介護保険の申請をすると、利用者の身体状況や生活状況を確認するために認定調査員が訪問調査に来るわけですが、ここでも結構な方が対応を間違えてしまい、「思っていた結果にならなかった!」というケースを見かけることがあります。

よくある失敗パターンが下のような対応をした場合です。

  1. 本人だけで調査を受けて、家族は付き添わなかった。
  2. 世間体を気にして、本当のことを伝えそびれた。

まずは1のパターンですが、この時よくあるのが「本人は調査員のことを『健康の度合いを審査しに来ている人』と勘違いしている」ということです。

こんな時、人は誰でもほかの人には良く見られたいという思いがあります。つまりは見栄を張りたくなるワケです。調査を受ける本人が調査の主旨をわかっていない場合、困っていることを伝えるべきなのに見栄を張って「大丈夫!」と答えるわけです。

本人が「大丈夫!困ってないよ!」なんて言った日には、調査員は「じゃあ、介護保険の申請は取り下げますか?」ってなるかもしれません。そうでなくとも認定調査の結果は間違いなく思った展開にならないと思います。

また、2のパターンのような場合。家族は付き添ったものの、なぜか世間体を気にしてしまって正直に困りごとを話さずに終わってしまうこともあるようです。「申請者は別居の娘や息子、調査の付き添いは本人と同居している妻や夫」というパターンでこのケースはよく起きていたように思います。

調査員はエスパーではありません。大体が初対面です。初対面の人との30分か1時間そこらの面談で分かることは表面上のことだけです。本人や家族が抱えている困りごとを話してくれないと結果も表面上のことだけをなぞった薄っぺらい結果しか出ません。

そもそも、
「困っているから介護保険申請したんでしょ?何で困りごとを伝えないの?」って思います。でもよくあるんですよ・・・これ。(申請お手伝いした後の結果確認のお電話したときによく聞きました。)

認定調査では本人と調査員任せにするべからず!
調査を受ける本人が主旨を理解していないなら、家族が必ず「困っていること」を伝えよう!

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